培養上清 治療事例

  • アルツハイマー病

2015年~2019年に日本および海外で行われたアルツハイマー病に対しする臨床研究の結果をご紹介します。患者情報および結果は下表の通りです。
患者さんは20名、(女性16名、男性4名、平均年齢:85.7歳;78歳~92歳)で、治療開始後8週目に評価しました。
評価法は、MMSEスケール(Mini-Mental-State Examination)とHDR(長谷川式簡易認知症スケール)を使用しました。
治療に参加した患者さんはMMSEスコアが12~19の中等度アルツハイマー病の患者さんです。

アルツハイマー病
アルツハイマー病

治療法は、治療群ではSHEDCM濃縮液の点鼻投与、プラセボ群では同量の精製水を投与しました。
培養上清が8週間投与された結果が上の棒グラフです。

治療群(〇)の治療終了後のMMSEスコアは治療前15.0、治療後は20.1で、長谷川式スケールでは治療前が17.2で治療後は24.5に改善しました。
一方、プラセボ群(●)では、MMSEスケールでは治療前15.0、治療後は15.2で、長谷川式スケールでは、治療前 17.2、治療後は18.5になり、
両群間には有意差が認められました。
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以下の臨床成績は国内外の学会あるいは国際誌に発表され高い評価を得て存続しています。
名古屋大学の上田実名誉教授の長年にわたる研究や臨床経験により立証されたエビデンスは SAISEIKEN独自のプロトコルにより厳格に管理・抽出された印の培養上清液のみ有効です。
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