2019年11月26日、私はアエロフロート261便でモスクワに向かっていた。モスクワで乗り継いでさらに西に向かう。 最終地は東欧セルビア共和国の首都ベオグラードである。 訪問の目的は、東欧での培養上清の臨床研究にむけて、関係者と協議することであった。同国保健大臣、ベオグラード大学教授、整形外科学会会長などとの打ち合わせの会がセットされていた。 この件を持ち込んだN氏は、国際的な投資会社Pの幹部で、セルビア政府の政策アドバイザーを務める人物であった。N氏とは6月に香港で開催された先端医療シンポジウムで初めて会った。4名のシンポジストのなかでN氏は3番目のスピーカーで遠隔医療の可能性を紹介し、私は
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