培養上清 治療事例

  • 脳梗塞

2011・2012年(第1期)に名古屋大学の関連病院で急性期脳3例、慢性期脳梗塞8例の臨床研究が行われています。
また2016~18年(第2期)には民間の介護施設で慢性期脳梗塞5例の臨床研究が行われました。第1期ではSHEDCMの原液を点鼻法で投与しました。
また第2期では、SHEDCMの濃度をあげ(10倍)点鼻法で投与しました。その結果、第1期の臨床研究の急性期脳梗塞では3例中2例が有効、慢性期8例はすべて無効でしたが、第2期臨床研究(発症後1年以上の慢性期)脳梗塞5例中3例に改善が認められました。なお治療期間中、鼻症状などの局所の異常および全身的合併症は認められませんでした。

有効性の判定は、脳梗塞の運動障害の評価基準であるFMMSスケール(Fugl-Meyer-Motor Scale)を使用し、ベースライン(治療前)から10ポイント以上改善したものを有効としました。

間質性肺炎(新型コロナ肺炎)
間質性肺炎(新型コロナ肺炎)

動画は第1期臨床研究のもので発症2週後以内の左脳梗塞、58歳男性です。入院時、意識完全喪失、体動不可で、発症後20日から2か月間、培養上清治療が行われました。治療開始後60日で右上肢の運動麻痺はほぼ改善、6か月目には介助なしでの歩行が可能になりました。
その結果、患者さんは社会復帰を果たしています。

ご注意:以下に医療関係者向けの画像や映像を掲載していますので閲覧には十分ご注意ください。
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以下の臨床成績は国内外の学会あるいは国際誌に発表され高い評価を得て存続しています。
名古屋大学の上田実名誉教授の長年にわたる研究や臨床経験により立証されたエビデンスは SAISEIKEN独自のプロトコルにより厳格に管理・抽出された印の培養上清液のみ有効です。
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