ばいようじょうせい
培養上清 治療事例

名古屋大学では2011年から2016年の間に、乳歯幹細胞培養上清(SHEDCM)をつかったさまざまな動物実験が行われています。
研究対象となった臓器あるいは疾患は次のようなものです。
2012年:皮膚・骨の再生
2013年:脊髄損傷、脳梗塞、低酸素脳症
2014年:アトピー性皮膚炎
2015年:肝炎、関節リウマチ、心筋梗塞、急性腎障害、急性肺障害、アルツハイマー病、歯周病、肝炎
2016年:多発性硬化症
同時に、SHEDCMをヒトに応用するために慎重に準備がすすめられました。
培養上清に限らず、新しい薬剤や医療機器をヒトに使用する場合になによりも重要なことは、安全性です。そこでここでは、SHEDCMの安全性を確認するために行われたさまざまな検査の詳細を紹介したいと思います。

非感染性検査

はじめにわれわれが作製したSHEDCMに感染性がない事を証明しなくてはなりません。感染性を否定するために無菌試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験(PCR法、DNA染色法)の3項目、4試験が行われました。そしてこれらの検査に合格した培養上清のみをヒトに使用することにしました。

以下の臨床成績は国内外の学会あるいは国際誌に発表され高い評価を得て存続しています。(注釈①〜②)
名古屋大学の上田実名誉教授の長年にわたる研究や臨床経験により立証されたエビデンスは SAISEIKEN独自のプロトコルにより厳格に管理・抽出された印の培養上清液のみ有効です。
培養上清治療について詳しくはお問い合わせください。

本稿では2011年以降に名古屋大学附属病院をはじめ複数の医療機関で行われた臨床データを集積した多施設共同研究の結果を紹介しました。